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トップメッセージ

事業活動を通じて社会課題の
解決に貢献し、企業価値の
向上につなげてまいります

田中精密工業株式会社
代表取締役 社長執行役員
田中 英一郎

田中精密グループは、社是と経営理念に代表されるタナカフィロソフィーに立脚し、経営方針の一つである「Change the Future ~技術と創造力で新時代に新価値を提供します~」を2030年ビジョンとして掲げて事業を推進しています。 近年、気候変動への国際的枠組みであるCOP21「パリ協定」や国連が定める「持続可能な開発目標 (SDGs)」など、社会課題に対応する動きが世界的に加速しています。 当社においても、先日公表しました中期経営計画は、環境と社会が事業活動における基盤であるとの認識に立ち、策定いたしました。 事業活動を通じて、特定したマテリアリティ(重要課題)へ取り組み、社会の持続的な成長に貢献するとともに企業価値の向上を実現してまいります。

サステナビリティ基本方針

田中精密グループは、その経営哲学である「タナカフィロソフィー」で掲げる社是と経営理念の実現を目指して事業活動を行っています。 人材こそが資本という考えのもとESGの取り組みを強化し、社会へ貢献することで、すべてのステークホルダーの皆様から存在を期待され、信頼される会社となることを目指します。

マテリアリティ

特定プロセス

  • Step 1

    SDGs169の目標やISO26000、GRIスタンダード、SASBなどの国際的なガイドライン、各シンクタンクが発表している将来予測などを参考に、社会課題を抽出
    抽出した課題を、当社の経営理念・企業文化を踏まえて、現在または将来的に事業を通じて解決していきたい項目、関連性という観点で整理

  • Step 2

    ステークホルダーにとっての重要性と当社グループにとっての重要性から優先順位付けを行い、
    マテリアリティマトリクスを作成

  • Step 3

    経営者ディスカッション
    有識者ディスカッション

  • Step 4

    取締役会審議、決議

マテリアリティマトリクス

※現在は各マテリアリティへの具体的な取り組みを検討しています。このマテリアリティへの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現と中長期的な企業価値向上を図り、存在を期待され信頼される企業となることを目指します。

環境への取り組み

私たちは、地球環境の改善が企業活動の最重要課題の一つであることを認識し、「人と地球にやさしい環境作りを!!」をスローガンに、環境基本方針を次の通り定めて活動しています。

環境基本方針

  1. 当社の事業活動、製品及びサービスが環境に与える影響を的確に捉え、技術的、経済的に可能な範囲で環境目的・目標を定め、実施し、定期的に見直すと共に環境改善活動のシステムとパフォーマンスの継続的な向上を図ります。
  2. 環境法規制の要求事項を遵守するに止まらず、技術的、経済的に可能な範囲で自主基準を制定し、環境改善に取組みます。
  3. 事故及び緊急時での油・液類や有害物質の漏出防止に向け訓練を含めたテストを実施し、環境汚染の防止及び環境保護に努めます。
  4. 企業活動の全ての領域で、有害物質、産業廃棄物の極少化や適正な処理、さらにはリサイクルや省エネルギー活動の展開により環境への負荷を最小限にするよう努めます。
  5. 地域の環境改善活動に積極的に参画し、地域社会との共生に努めます。
  6. 環境教育、社内広報活動を実施し、環境方針の理解と環境改善に関する意識の向上を図ります。

脱炭素化へ向けて

当社グループは、これまでもCO2排出量や水資源の使用量削減など、地球環境の負荷低減に対する活動を行ってきましたが、マテリアリティとして特定された気候変動への取り組みをさらに加速させるべく、中長期的なCO2排出量削減目標を定めました。
設備更新時の省エネルギー設備の導入や地域特性に応じた再生エネルギーの活用などにより、目標達成を目指します。

CO2排出量削減目標

  • ・2030年: CO2排出量 46%削減 (2019年度比) ※1※1 Scope1+Scope2
  • ・2050年: カーボンニュートラルの実現